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2014年12月22日

子供のころ

今年も残り10日を切ってしまいました。
慌ただしく毎日が過ぎていく年の瀬。この時期になると、必ず思い出すのが子供のころの我が家の年末である。
私の生まれた家は、生まれる前から絹機織工場を営んでいた。家の周りは桑の木畑とりんご畑、田んぼだけで他には何にもない。
工場には若い女の人が何人かいて、泊りで働いていました。年末年始は実家に帰るので、家族だけになるのはこのときだけ。
私が今でも鮮明に記憶に残っていることは、大晦日の食事です。
家族全員が揃って食事をした記憶は、何故かこの時期だけ。
祖父母も父母も姉弟も全員同じ一人お膳にごちそうが並びます。普段子供は食べれない煮魚が善にのります。
祖父が一年間無事に過ごせた感謝の挨拶をして、その横に座る父が『では、いただきます』と言ってから、全員がお椀を持ち箸をとる。
私はお膳にむかう家族全員の姿が嬉しくてなりませんでした。
大晦日の夜、枕元には肌着と靴下を母が用意してくれました。元旦に新しい肌着と靴下をつけて、雪の中を近くの神社に初詣します。
元旦の雑煮、煮物、漬物。今ではたいしたご馳走とはいえませんが、当時はこの時ばかりの食事でした。
冬の間は雪ですから、食べるものは乾物と漬物ばかり。その時期その時期にできたものだけを食する。あたりまえのことです。
小さい頃に見た母の姿はいつも背中だけ。父のところにはいつもお酒を飲むお客様ばかり。
大晦日と元旦だけが父と母に会えたような? 子供のころの思い出です。
  


Posted by ㈱大洋工務店 at 23:33Comments(0)

2014年12月11日

福島からの贈り物

今年も早や『12月に入ってしまった』、と思っているうちに10日がアッという間に過ぎてしまいました。
たいへん!年内はあと20日しかありません。
先日、お歳暮が届いてようやくお歳暮の準備ができてないことに気づきました。大急ぎで注文し終えたところです。
生まれ故郷の福島からは、いつもながらの蜜入りの薫り高いリンゴが叔父と母から続いて届きました。
この事務所内は、しばらくは甘い香りに包まれてます。
美味しいうちにご近所におすそ分けするのはいつものこと。
私の近くには、ひとり暮らしや高齢でご夫婦でお住まいの方が多く、贈り物のおすそ分けを持っては『生存確認でーす』と笑いながら訪問します。
86歳の一人暮らしのYさん宅に伺った時は、室内の明かりは見えたものの玄関も勝手口も閉まったまま。どうしたのだろう?と、玄関先で電話を入れたところ、半元気で出てきてくれました。
『私、この頃すごく年を感じてきてるの。何かをしようという気持ちがなくなってきているの』と話すのです。でも、たわいない会話をして少しの時間を共有すると、顔色が良くなります。Yさんのいつもの声になりました。『おかあさんが送ってくれたリンゴは美味しいよね、ありがたくいただきます』とにっこり。これで少し元気になれたかなぁ。
寒くなると一人暮らしの高齢者は外出しなくなるので、人と話すことが少なくなり、一日誰とも話さないことが多いとか。
賑やかな街中に住んでいても、人と接しないことは不安になります。
毎日会うことはなかなか難しいことですが、できるだけ声をかけて話せるようにしています。
叔父や母も、寂しくなると電話が入ります。
『今朝は今年初めて雪がふったよ。積もってないから大丈夫。寒くなったから気を付けてね』母が明るく話してくれました。
『この頃ボケてきて』という母。ボケてない、ボケてなんかなよ。  


Posted by ㈱大洋工務店 at 15:33Comments(0)